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2007.02.28 (Wed)

2/12 子宮外妊娠②

2月12日(月)~続き

触診が終わって、
子宮外妊娠でも、まだ初期段階と言えます。HCGも昨日の段階で1500、今日は750で半分に減ってます。この状態なら、薬物療法にしたいと思います。薬物療法で効果が見られなければ手術ということになるかと思います。

流産と思ってたのが子宮外妊娠と言われ、気持ちの整理もつかぬまま治療法の話に入ってた。

薬物療法だと手術せずに妊娠を終わらせる事ができ、後は体が自然に(亡骸!? )を吸収します。この薬物は抗ガン剤と同じような物ですが、量は少ないのであまり副作用はありません。

なに?抗ガン剤と同じだって!?

なこさん用に薬を調合してもらわないといけないので、手配してきます。その間にこちらの薬についての説明を読んでおいて下さい。

調合してもらうって、もうですか!?

薬はメソトレキセート(Methotrexate; MTX)というもの。
副作用:白血球や血小板の減少、貧血、脱毛、肝機能障害、重度の下痢、嘔気嘔吐、口内炎

ほんま、抗ガン剤って感じ。。。
少量とはいえ、こんなの読んだらびびる!

旦那ちゃんも「どうする?知り合いのクリニックの先生とかに意見聞いてみる?待ってもらう?

先生が戻ってきたので「先生、副作用が出る人もいるんですよね?
副作用が出るとしても、口内炎くらいです。

何かそれ聞いてホッとしたし、決心ついた。
もうどうこう考えるより、一刻も早く解決させたい。

もう一度血液検査に行ってきてもらえる?この薬、肝臓が弱い人には使えないから、なこさん大丈夫と思うけど、ちゃんと確認しておかないといけないから。

またっすか!?ƒAƒbƒvƒ[ƒhƒtƒ@ƒCƒ‹

週末からろくに何も食べてないのに、血ばっかり採られて、倒れるんじゃないか!?

また検査室(Lab)で採血と採尿。
今回は上手な人で、右腕からすんなり採ってくれた。

薬の調合や検査結果待ちで、また長いこと待たされる。

待合室で待ってるのは私らともう一組になった頃、やっと看護師さんに呼ばれた。
「ついて来て下さい。」と言われ、手には調合された薬の入った袋が。。。

連れて行かれた先は、
Hematology-Oncology Clinic [血液学・腫瘍学 クリニック]
Chemotherapy Room!!

Chemotherapyの直訳は『化学療法』だけど、要するに抗ガン剤治療のこと。

こんな抗ガン剤治療室に連れて来られたらビビるよ!
数人ほど治療中(?)の女性がいた。
点滴のようなもの(抗ガン剤?)つけてて、一人おばあさんは痛いのか涙流してた。

こ、こわい!

私はどうやらお尻の辺りに2本注射するらしい。
旦那さんは男だから入れませんよ~。」と、先生・看護師さんの女性二人が私を治療室のトイレに連れて入ろうとした。

旦那ちゃんが、
ま、待って下さい!この薬、肝臓が弱い人はダメだからって、さっき血液検査したんですけど、結果も聞かずにここに連れて来られて・・・
彼もビビったみたい。めちゃ心配そうな顔だった。

じゃあ結果調べてみましょう!」と先生がコンピューターで私のデータを見てくれた。

血液検査の結果を説明してくれて、
彼女の肝臓は健康!優等生だわ!
副作用のことも聞いてみたけど、
この位の量なら副作用なんて、無いない!大丈夫!
元気なノリのいい先生だった。

この部屋へ来るだけで気が重くなる患者さんの気持ちを軽くしてくれる。

注射は全然痛くなかった。
先生が「旦那さん、彼女はしばらく安静にしてないといけないから、お姫様のように扱ってあげて!食事も家のことも全部頼んだわよ~!」って。

結局私たちは、病院が開いた時間から閉まる時間までいました。


今度は違う痛みがやってきました。
下から突き上げてくるような痛みというのか・・・。

でも、昨日の流産!?の時の痛みと比べると大したことない。
まだ下腹や腰の痛みがあるのかどうかもよく分からなくなった。
常にどこかが痛いから、もう痛いのが普通になってきてる気がした。

携帯電話にうちの近所のクリニックから留守電が入ってた。
妊娠初期の人たちが参加できるクラスがあって、先週申し込んだんだった。

今週、土曜日にクラスがありますので、確認の電話です。

まさかこんな事になるなんて、夢にも思ってなかったもんなぁ・・・。

行きたかったな。。。
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17:57 |  子宮外妊娠  | コメント(0) | Top↑

2007.02.27 (Tue)

2/12 子宮外妊娠①

2月12日(月) 

前日の夜のことは覚えてないが、この日の朝は6時頃起きた。
ER(救急室)で指示された通り、朝から病院。

7:30AM Radiology(放射線科)-Ultrasound(超音波検査)

薄暗い部屋に通されました(旦那ちゃんは一緒に入れませんでした)。
お腹の上からの超音波(経腹エコー)。これをしてもらうの憧れだったけど、赤ちゃんがいない今では逆に虚しい。。。½ÎÄ×Ö椷¤Æ¤¯¤À¤µ¤¤

経膣エコーもするとの事で、トイレに行って膀胱を空にするよう言われる。

女性の超音波検査師の方だったけど、途中で「ちょっと待ってて下さいね。」と言って、しばらくして上司(?)だかベテラン検査師らしき人と戻ってきた。
ERから例の右側の卵巣辺りの何かをチェックするよう依頼があったんだろう。
右側を重点的に見てる。

あの、排卵促進剤とか使われたことあります?
え? いいえ、ありませんけど?
ちょっと正確な位置が判定し難いですが、卵巣もしくは卵管あたりに何かあります。Ectopic Pregnancy・・・かもしれません。
Ectopic・・・。子宮外妊娠!? はぁ??」私、流産したばかりなんですけど?
産婦人科の方で詳しい話を聞いて下さい。

旦那ちゃんに、「子宮外妊娠かもって言われたけど、流産したのにそんな事ないよね?」と不思議に思いながら次へ。

Lab(検査室)で HCG(妊娠ホルモン値)検査のための採血。

月曜日ということもあってか、たくさんの人が順番待ちしてた。
まだお腹や腰の痛みがあったので、結構きつかった。

やっと私の番がきた。
私の腕は採血し難いみたいで、右から採ろうと場所を探してたけど断念。
(昨日の看護師、右腕に針さしたのに失敗して手首の方で採りましたから!)
左腕は既に数ヶ所採血などの痕があったから、難しいのか?

違う人に代わってくれて、無事に左腕から採血終了。


やっとOB/GYN 産婦人科へ。

予約無しだから結構待つかなと思ったけど、割とすぐに名前呼ばれた。
体重、血圧、体温を計ってもらう。
採血はもうしましたか?
今終わらせて来たとこです。
結果が出るまで30分は掛かるから、それまで待合室で待ってて下さい。

30分どころじゃなかった。結構待たされました。
完全防備で来たものの、冷房のせいで寒いし、腰は痛いし・・・。

やっと呼ばれて診察室へ。
若い女性の先生。

放射線科で撮った超音波検査の画像、血液検査の結果からして、子宮外妊娠と思われます。
えっ?だって私、昨日流産したんですけど?
昨日朝あった胎嚢が午後にはなくなって出ちゃったんです。」と旦那ちゃんも。
それは多分、胎嚢ではなくArias-Stella signによるものだと思います。

------------------------------------------------------------
Arias-Stella sign というのは、子宮外に妊娠した組織からのホルモン分泌(HCG ; Human Chorionic Gonadotropin)によって、子宮内膜に脱落膜変化(子宮の内膜組織が妊娠の維持に向けて変化することをこう呼びます)が起こることをいい、それによって子宮の中にあたかも妊娠しているかのように、胎嚢(GS ; Gestational Sac : 胎児が入っている袋)のようなものが確認されることが往々にしてある。
レディースホーム「子宮外妊娠について教えて下さい」より
------------------------------------------------------------

まれに子宮外妊娠と同時に子宮内で正常妊娠(2卵生双生児)する例もありますが、極稀です。
仮に私のが極稀な例だったとしても、そんな事はどうでもよかった。
その袋は、もう私の子宮にはないんだもん。

診察しますね。
もう土曜日から何度も(下の方を)検診や超音波してるんです!それでも診ないとダメなんですか?」と旦那ちゃん。
私が出血してて、痛みもある中で何度も診られるのが耐え難かったみたい。Š¾

週末に診たのはERの医師です。お気持ちは分かりますが、産婦人科の専門医として診る必要があります。ごめんなさいね。

今まで何度か受けた膣鏡診たけど、ドクター!膣鏡の器具ちょっと開きすぎ!!「痛いですセンセ・・・

触診の時、問題の右側は痛くない。
真ん中辺りにきた時、「痛っ!!」体がのけぞった。
触診でこんなに痛かったのは初めて・・・。

つづく
17:17 |  子宮外妊娠  | コメント(0) | Top↑

2007.02.26 (Mon)

2/11 流産!?

2月11日(日) 続き

家に帰ったのはお昼すぎだったかな?
昨日からろくに何も食べてなかったから、何かちょっとでも食べた方がいいと言う旦那ちゃん。
全然食欲なく、食べる気しなかったけどスープを2・3口。

下腹、腰の痛みが襲ってきたので、早速もらった薬を飲む。
痛みを堪えながら、ベットで横になり、薬が効くのを待つことに。。。

ん?何だこれは??
段々と痛みがひどくなってきてる!?
いやいや気のせい、気のせい。そのうち薬が効くはず!

「痛いーーーっ!」

あまりの痛さに、息ができない!
こんな痛みがずっと続いたら、頭の血管が張り裂ける!!
今までに経験した事ないもの凄い痛み。
もしかすると、自分はこのまま死ぬかもなって本気で思った。

あまりの痛さに言葉にならない私を見て、旦那ちゃんびっくり。
「どうしたの!?大丈夫??病院行こうか???」
やっとの思いで車に乗り込み、さっき行ったばかりのERへ舞い戻り。

ERの人たちは「あっ、またあの子だ。」でも様子がただごとじゃないとすぐに気付いた。
即、診察台へ。

採血、点滴用の針がさされる。ƒAƒbƒvƒ[ƒhƒtƒ@ƒCƒ‹
(この時、男の看護師2人だったが、採血失敗するわetc最悪!!)
さっき超音波の時にやってきた先生が入ってきた。

「大丈夫?(痛いのに)申し訳ないけど、診させてもらうね。」
こんな時でもいつもの腟鏡診しないことには状況が分からないから仕方ないね。

「このひどい痛みは、今、流産したからだと思われます。」やっぱりそうなんだ・・・。
「さっき超音波で見た時に見えてたと思われるSac(胎嚢)らしい物が出てきました。多分、痛みは引いてくると思います。」
確かに、さっきまでの死にそうな痛みではない。

念のためにもう一度、経膣超音波で確認する。
「やはりさっき見えたSacがありません。」旦那ちゃんにも確認してもらってた。
「悲しい結果になってしまって、ごめんなさい。」と言って先生が出て行った。

しばらく旦那ちゃんと2人になった。

やっぱりだめだったんだと分かると、涙がこぼれた。Š¾
でも、「泣いた」って感じじゃない。
まだあの痛みのショックがぬけてなかったし、流産したという現実を受け入れたくなかった。

何かどこかにぽっかり穴が空いたような感じで、ボーっとなってた。


午前に来た時にも言われたように、明日はやっぱり産婦人科でもう一度診てもらうようにとの事。
点滴用の針さしてくれたのに、結局点滴してくれなかったなぁと思ったのは覚えてる。

それから家に帰ったことは確かなんだけど、どういう訳か記憶がない。
覚えてないし、思い出せない。

ショックが大きかったせい!?ƒAƒbƒvƒ[ƒhƒtƒ@ƒCƒ‹
18:07 |  子宮外妊娠  | コメント(0) | Top↑

2007.02.25 (Sun)

2/11 再び救急へ

2月11日(日)

腰痛でなかなか寝付けなかったけど、いつの間にか眠りについてた。
でも、また明け方に腰が痛くて目が覚める。

しばらくして旦那ちゃんが目覚めたので、昨夜から腰がちょっと痛んでることを話した。
「大丈夫?病院行く?」彼は今日も仕事だし、昨日は急に早退させちゃったから、仕事へ行かせねば。
「大丈夫だよ。」「本当に?何かあったら絶対直ぐに電話してよ。」

旦那が仕事へ行ってから、やっと起き上がりトイレに行った。

出血止まってるかな?と少し期待してみたけど、量が増えてる!!
昨日の鮮血とは違って、まさに生理2日目って感じ。
黒みがかったドロっとした血。
やっぱり流産なのかと思ったけど、流産だと「何かが出る」って感じがあるとか血の固まりが出てくるって聞いたことがある。
「うん、流産じゃない!」と自分に言い聞かせる。
血が出たせいか、腰の痛みがおさまった。

出勤して間もない旦那から電話があった。
「どう?大丈夫?」
「さっきトイレに行ったら、まだ出血してた。ちょっと量が多くなったかも。」
「病院行く?今から帰ろうか?」
「いいよ、大丈夫。腰の痛みもおさまったし、明日産婦人科で診てもらえるから。」
「じゃあまた電話するから、安静にしててよ。何かあったら電話してよ!」

しばらく横になって、またトイレに行った。

「う~ん、やっぱりこれって、ちょっと量が多いかも。でも多量とは言えないような・・・。」一人でしばらく考えてた。
また腰が痛くなってきた。下腹の痛みも多少あったけど、腰の痛みの方が気になる。

心配になってきた。やっぱり明日まで待てないと思い、旦那に電話。
「ごめん、やっぱり量が多いと思うし、腰の痛みも気になるから病院行きたい。」
仕事中に悪いなと思ったけど、旦那はすぐ帰ってきてくれた。

またER(救急室)へ戻ってきた。
昨日私を見た受付の人や看護師さんたちは、「あら?あの子、昨日の・・・」という表情だった。(変な目で見てたわけじゃない)

昨日とは違う若い男の先生と看護師さんが診てくれた。
また尿検査。気を付けたつもりだったけど、血がドロっと混じってしまった。
一瞬、この出血は尿からなのかと思った。

先生が診察しながら「出血してますねー」と言ったので、やっぱり膣からだ。
「超音波で見てみましょう。」
よかった。これで昨日と同じ診察で帰されたら、来た意味がない。

診察室でしばらく待たされ、看護師さんが超音波の器械を運んできた。
さっきの先生は出張(?)で来てるから、ここの超音波をする許可が無いとかで、別の先生と戻ってきた。

いよいよ超音波!
お腹にジェル塗って見るものだと思ってたけど、下(膣)から見るとの事。
さっき診てもらったばかりなのに、また膣ですかい?

ドキドキ。赤ちゃん確認できるかな~?
私からは画面見えなかったけど、旦那ちゃんには見えてた。

しばらく2人の先生があれこれ言いながら見てた。
「胎嚢(タイノウ)らしい袋が見えますね。血の固まりかもしれませんが・・・。」
やった!胎嚢があるって!?

「右の卵巣辺りに何か見えましたが、組織細胞の何かだろうと思います。ここの超音波は古いからハッキリした物が見えないんです。明日、産婦人科でもっと詳しいことが分かると思います。」

写真見せながら説明してくれたけど、はっきりしてなくて何がなんだか分からん。先生が言ってた胎嚢らしいものは確認できた。
赤ちゃんが確認できるような感じじゃなかった。残念!
明日の超音波に期待するしかない。

結局何の解決にもならなかったけど、超音波で診てもらったし、診察はここまで。

「下腹や腰が痛むので、妊婦でも飲める薬ありますか?」と聞いてみた。
Tylenol(タイレノール)ならOKとの事で、薬もらって帰った。
今できることは、とりあえずコレで痛みを和らげて、安静にするしかない。

つづく
15:26 |  子宮外妊娠  | コメント(0) | Top↑

2007.02.24 (Sat)

2/10 不正出血②

2月10日(土) 続き

診察室に入り、先生が来るまでしばらく待ってて下さいと言われる。

2人きりになると、旦那は驚きと興奮を隠せない様子で、
「本当に妊娠したの!?」
「うん、本当だよ。」
「本当に僕らの赤ちゃんが、ここ(お腹)にいるんだね!?」顔がほころんでた。
「ごめんね。バレンタインにサプライズしようと思って黙ってた・・・」
「すっごいサプライズだよ!びっくりだよ!!何だか信じられないなぁ~。ずっとできなかったのに、どうして急にできちゃったんだろうね?うわ~、信じられないなぁ~。僕、お父さん!?」

すっごい幸せそうに喋りまくってた。
旦那のあんなに喜んでる顔を見れたのはすごくうれしかった。でも、、、

「旦那ちゃん、喜んでくれるのうれしいんだけど、今私らは救急でここに来てる訳で・・・。もしかしたら赤ちゃんが危ういかもしれない訳で・・・。」
「僕らの赤ちゃんなんだから、きっと大丈夫だよ!心配ないよ!」頼もしい言葉だった。
本当に大丈夫なような気がした。

しばらくして、若い男の先生とさっきと違う看護師さんが診察室に入ってきた。
血液検査するとの事で、採血してもらう。

先生が「診てみますね。」というので、(下の方を)診てもらうことが流産につながらないか?と不安を伝える。
Pap smear(子宮ガン検診)のようなことをするけど、安全だと言われた。
出血はあるものの、痛みはなく、この時点では何が原因しているかはっきりしたことは分からなかった。

不安そうにしてる私たちを見て、先生が「超音波で見てみれば何か分かるかもしれません。」と言ってくれた。
アメリカって、妊娠中よっぽどの事がない限りは、超音波は2・3回だけだから、ここで超音波で見せてもらえるなら、赤ちゃんを一度でも多く見れるチャンス!
超音波で赤ちゃんが確認できれば安心だ!

診察室でそのまましばらく待たされる。
若い先生が、何やらベテラン?のような先生と入ってきた。

ベテラン先生が、「私たちが今できるのはここまでです。」
理由としては、
- 出血はあるものの、『多量』レベルではない。
- 耐えられないような痛みがあるわけではない。

要するに私の状態はER(救急室)に来るほどの事じゃないとおっしゃりたいらしかった。
そりゃ、これが平日なら産婦人科へ駆け込みますよ!週末で休みだし、私にとっては緊急事態だったんですよー!

ベテラン先生が出て行って、若い先生が申し訳なさそうに「ごめんね、これ以上何もしてあげられなくて。とにかく今はちゃんと妊娠が続いてる状態だから、家で安静にしててね。」なんて優しい先生だ!

「月曜日の朝一番で産婦人科に行って診てもらって下さい。」と、紹介状らしきものをくれた。

もしかすると流産が始まってるのかもしれないし、子宮外妊娠の可能性もあるので、短時間でナプキン2・3個吸収するような出血があったり、動けないくらいお腹が痛くなったりしたら至急ERに戻ってくるようにとの事。

3~4時間滞在したERを後にし、近くで遅いランチして帰ることにした。
少しでも食べようと思ったけど、食欲無し。

家に帰って、しばらくぐっすりと眠った。

まだナプキンには鮮血がついてたけど、寝たことで体が楽になった気がした。
「これで出血が止まればもう大丈夫だな!」と、勝手に安心し始めてた。

眠くなるまで・・・とTV見てたら、ちょっと腰が痛くなってきた。
すぐに治ると思って旦那には言わず、先に横になった。
生理痛のとはちょっと違う腰痛。
激痛とかではなかったけど、痛みが途切れず、なかなか眠りに就けなかった。
17:58 |  子宮外妊娠  | コメント(0) | Top↑

2007.02.23 (Fri)

2/10 不正出血①

2月10日(土)

前の日、下腹と腰がちょっと痛かった。
妊娠が分かった頃にもこんな痛みはあったし、妊娠初期にはありがちな痛みだろうなと思ってた。
ちょっと気になったのは、おりものがちょっと茶色っぽかったのと、ティッシュで拭いた時に薄いピンクがついたこと。
気になるから週明けに診てもらいに行こうと思ってた。
---------------------------------------------

朝起きたら、痛みは無かった。ホッとひと安心。
出かける予定があったので、シャワーを浴びる。

「これからお出かけでしゅよぉ~♪」痛みが無くなったので、元気に育ってるものと信じて、お腹に話しかけてた。
髪を洗ってた時、赤いものが流れてるのが目に入った。

「えっ?!」一瞬、何がなんだか分からなかった。

慌ててシャワー止めて出た。絶対何かの間違いだと思いたかった。
ティッシュで拭くと、やっぱり出血してる。
これはもうただごとじゃないって思った。

「いやーーーっ!私の赤ちゃんが、赤ちゃんが・・・」
泣き崩れてしまった。

でもこのままじゃいけない。とにかく病院に行かなければ。。。
泣きながら濡れた体や髪を拭き、ナプキンを引っ張り出し、車を走らせた。

もう私一人でどうこうできる問題じゃないと思い、旦那に電話した。
「今病院に向かってる。救急で・・・」と泣きながら言うと、
「何?どうしたの!?事故に遭ったの???」
「違う。ごめん、本当は14日に言おうと思って・・・ごめんなさい・・・」大泣き。
「何言ってるのかよく聞き取れないけど、僕も今から直ぐ病院へ向かうから。病院までちゃんと運転できる?しっかりして!」

病院に着く前に妊娠のこと言おうと思ったのに、涙で言葉にならず。。。


病院に着き、救急の受付で涙を堪えながら事情を説明する。
しばらくして看護師さんに呼ばれ、体重・体温・血圧を計ってもらい、妊娠6週目だと伝え事情を話す。

尿検査のカップを渡され、トイレに行こうとした時、旦那が到着。

「大丈夫?大丈夫なの??」(この時点で彼はまだ何も知らない)
「まだ分からないけど・・・」とりあえず採尿に行くね、という素振りをした。

ナプキンにはやっぱり鮮血が・・・。不安がよぎる。
採尿しながら、早く旦那に妊娠のこと話さなきゃいけないって思った。

トイレを出て、看護師さんに採尿したカップを渡すと同時に、そこにいた旦那が「妊娠してるって本当なの?」
言う前に知られちゃったみたい。(^_^;)

こんな状況で私の妊娠を知った旦那くんでした。。。

~ 私が採尿中、旦那と看護師さんの会話 ~

「僕のワイフ、どうしたんですか?大丈夫なんですか?」
「不正出血してるみたいです。」
「不正出血・・・って???」
「妊娠6週目なんですよね?」
「えっ?妊娠!?僕のワイフがですか???」
「本人はそう言ってましたけど?・・・余計なこと言っちゃったかしら。」

~ ~ ~


看護師さんは「旦那さん、妊娠のこと知らなかったみたいだけど・・・」言っちゃってよかったのかしら!?という表情だった。
「本当はバレンタインにサプライズで報告しようと思ってて、まだ言ってなかったんです。」
「それならそうと言ってくれればよかったのに、旦那さんに言っちゃったじゃないですか!」

私が考えてたサプライズ妊娠報告とは全然違うかたちになったけど、ある意味すごいサプライズだったかも(^^ゞ


つづく
17:50 |  子宮外妊娠  | コメント(0) | Top↑

2007.02.22 (Thu)

残念なことに・・・

バレンタインに旦那にサプライズの妊娠報告プレゼントする予定でした。
だけど、バレンタインデーの前に事態は急変しました。

今回はとても辛く悲しい結果になってしまいました。


子宮外妊娠でした。


最初は流産だと思いました。

「何でこんな事に・・・」身も心も相当なダメージを受け、流産という悲しい結果を受け入れようとしていました。

その矢先に子宮外妊娠だと言われました。


まだ私の子宮外妊娠は完治(?)してないので、自宅で安静にしてます。
先生から「もう大丈夫です」の言葉をもらうまで、まだ若干の心配はあります。


悲しいけど、いつまでもずっと悲しんでいられません。
この現実をちゃんと受け止めて、前へ進んでいかなくちゃいけない。


毎日PCさわってた私でも、今回はさすがにPCどころじゃなかった。
でも、久しぶりにPCつけた時に真っ先にしたことは、「子宮外妊娠」の検索。
子宮外妊娠を経験された方の日記もあり、励まされた。
やはり同じ経験をした人の言葉にはもの凄いパワーがある。

妊娠の喜びと一緒にスタートしたこのブログを見るなんて辛くてできないって思った。
でも、私も自分が子宮外妊娠を経験したことは書いておくべきだと思った。


まだ記憶に新しいことだから、思い出して泣けてきちゃうかもしれないけど、これから少しずつでも書きながら気持ちの整理もしていきたいと思います。

PS- 私は精神的にも落着いてきてるし、大丈夫です。
18:06 |  子宮外妊娠  | コメント(0) | Top↑

2007.02.08 (Thu)

バレンタインデー準備。

出血騒動から一週間が過ぎました。あれから出血はないので、その点だけは安心(^。^)

その騒動の日に妊娠検査しに病院に行ったんだけど、検査結果を教えてくれるという番号に何度かけても通じなかった。(誰も出ない!)
私が行ってる病院は総合病院みたいなところなので、今日、代表番号にかけて事情を話したら、どこぞやへ電話を回してくれたよ。

「先週、妊娠検査に行ったんですが、結果を・・・」
「ちょっと待って下さいね。・・・はい、陽性でしたよ!」

陽性なのは分かってたけど、何かうれしかった!


午後から、ショッピングに行った。
来週のバレンタインデーの、“サプライズ☆妊娠報告”の準備です

やっぱりプレゼントは必要だ~ね~。
って、プレゼントはもう何にするか決めてたよ。




色々見てまわって、私がゲットしたのはコレ!


I LOVE DADDY
Baby服だよ~!
Baby GAP で見つけました



I love daddy

この“I LVE DADDYパパ大好きってのがまたいいでしょ?
いいプレゼントが見付かって、満足まんぞく

自分の赤ちゃんのベビー服を買える日が来たってことが、またすごくうれしくて、すっごい幸せ感じた。

いろいろ可愛い服たくさんあって、もう一枚くらい買いたかったけど、男の子か女の子か分からないしなぁ・・・と思って、今回は一枚でがまんした。
また先でのお楽しみしておこ~っと。次は旦那と2人で!

あと一週間か。楽しみだなぁ~!
17:24 |  妊娠判明~束の間の幸せ  | コメント(2) | Top↑

2007.02.05 (Mon)

5週目。

私の計算だと5週目に入ってる。

特につわりはないけれど、症状としては前に食べていた量ほどは食べれない。
食べようと思えば食べれるかもしれないけど、割とすぐに腹八分目になるので、止めるようにしてる。

1月に入って久しぶりに体重を量った時、ちょっと目が飛び出そうな数字に増えてたから、少しでも今のうちに調整できれば・・・。

他に変わったことといえば、ニキビ(吹き出物って言えよ!)。
眉間と顎に出ちゃいました。
ニキビができるのは久しぶりだな~。これって、妊娠のせいなのか!?

それと、眠りが浅くなってるというか、しっかり眠れない。
長~くゆっくり眠りたいと思っても、パチッと目が覚める。
ホルモンの関係で、妊娠初期にこういうこともあるらしいです。

いつも体温は計ってなかったけど、ここ数日計ってみると、36.7℃
この体温計壊れてるんじゃないの?ってくらい、いつも36.7℃
婦人体温計持ってたら、下2桁まで見れるのになぁ~。
平熱の低い私には微熱だわよ。いつまで続くんだろうか?


でも、これだけの症状じゃホントに妊娠してるのか不安になる。
つわりで吐いたり苦しいのは嫌だなって思うけど、でも吐いてみたい。
訳分からんこと言ってるけど、赤ちゃん授かったことを実感したいんだよー!
本当に私のお腹にいるのか不安。。。


さっき知り合いの家に行った時、「美味しいワインあるんだけど飲む?」て言われて、思わず「いただきます~!」って言いそうになったよ。
妊娠の実感が湧いてないってのは、怖い。

金曜の夜も旦那と外食した時に、「ワイン飲む?ちょっとだけでも飲めば?」って言われてたし!

はい、まだ旦那に言ってません。(^^ゞ
バレンタインデーのサプライズ・プレゼントです
今月は22日に結婚記念日もあるけど、さすがにそこまで待てない!

早~く来いこい、バレンタイン(初診日も早く来て~!)
15:17 |  妊娠判明~束の間の幸せ  | コメント(2) | Top↑

2007.02.02 (Fri)

どっちで診てもらう!?

もう出血らしいものはありません! ε-(^o^*)ホッ

昨日産科の登録フォームをもらった時に、「ここに書いてる番号に電話して予約取ってね。」と言われた。

家に帰って早速電話したよ。

始めに聞かれたのが、「Family PracticeOB(obstetrician)どちらで診てもらいたい?


Family Practice (ファミリー プラクティス)
家庭医。
プライマリーケア ドクター(Primary Care Doctor)とも言かな?
一次診療医というのか、普通は最初にこのドクターに診てもらう。
全般的に何でも診る先生。
専門医にかからないといけない時は、この先生が紹介してくれる。
OB (obstetrician)
産科。
OB/GYN(obstetrics and gynecology)産婦人科。



とにかくこの2つから選べと言うのよ。
そんないきなり聞かれても、どっちにすればいいのか分からん!

「皆さん、たいていはどちらを選ばれますか?」
人それぞれですからねぇ~」って。(^^ゞ

今までFamily Practiceの先生に診てもらってたし、子作りのことで話を聞いてもらって世話になってるのもあったから、
「じゃあ、Family Practiceで・・・」と答えた。

Family Practiceの産科看護士の電話番号をくれた。
そこに電話して予約取るみたい。

電話したけど、お忙しいようで留守電だったから、予約取りたいとメッセージ残した。
(「3日以内に折り返し連絡します」と留守電が言ってた。)

夜、ちょっと考えてみた。
よく考えたら、私は出産する時には35歳になってるんだよ。

いわゆる高齢出産!

やっぱり、こういう場合は専門医の産科の先生に診てもらう方が安心かもしれないと思った。
何が起こるか分からないもんな~。

やっぱり産科にしよう!と決め、電話した。

「すみません、昨日電話した時に、Family Practiceの先生を選んだのですが、産科の先生に変えてもらえませんか?」
分かりました。じゃあ産科の予約取りますね。最後の生理はいつでしたか?」(もうここで予約取れるんだ!)
「えっと、12月27日です。」
はい、じゃあ初診は3月9日になりますので、その時に産科の登録フォームを忘れず持って来て下さい。


でたーーーっ!!!


話には聞いてたけど、やっぱアメリカだ。。。
3月9日初診だってさ。。。
初診妊娠10週目。。。


Σ( ̄◇ ̄;)そ、そんなアホな~!
16:59 |  妊娠判明~束の間の幸せ  | コメント(2) | Top↑

2007.02.01 (Thu)

血が。。。

朝、病院に電話してみた。
アメリカは妊娠してからの初診が8~10週目と聞くので、とりあえず予約だけでも・・・と思ってね。

妊娠検査薬を使って陽性が出たことを受付の人に伝えた。

こっちでもう一度妊娠検査する?陽性が出たならしなくてもいいのだけど・・・?
「そりゃ病院でも検査してもらいたいです。」
初診の予約は、まず産科への登録フォームを取りにきてもらわないといけないの。

今日、妊娠検査に行けるとのことだったから、その時にフォームを受け取れるな~。


さて、病院に行く準備しなくちゃ~ ・・・と、トイレに行ったら!!


が出とるーーー!!!


パニクった。

え、生理になった!?
もしかして子宮外妊娠とか!?!?
まさか流産なんてことは!?!?!?


出血は500円玉くらいの、ちょっとどす黒い血のシミ。
2・3度ティッシュで拭いたら薄目の鮮血がついた。

何が何だか分からず、誰か助けてー!状態。。。
涙がちょちょぎれてきた。


ネットで調べたり、知り合いのクリニックの先生に聞いてみた。
出血の量が少なければ妊娠初期によくあることみたいなので、必ずしも深刻なことではない・・・とか?

どちらにせよ、様子を見ないことには分からない。
もう当分使わないと思われた生理用ナプキンを念のためしておいた。
(量は多くないが、褐色な血のシミ有り)

しばらく横になってたんだけど、やっぱり病院に行くことにした。

検査室で採尿して終わり。(結果は明日かな?)
その足で産科にフォームを取りに行った。

「ちょっと出血してるんですけど・・・」と受付の人に言ってみた。

私の場合、まだ産科の先生が決まってないから予約は取れないんだって。
Walk-in(予約無し)で診てもらうことはできるらしい。
でもその場合、どれだけ待つか分からないそうな。。。
2-4時間掛かるかもしれないと言われたので、そんなに待つ準備できてなかったから、今日は帰った。

今はもう出血らしいものは見られないけど、子宮あたりが心地よくない感じ。
様子みて、明日も出血があるようならば病院へ行ってみる。

16:48 |  妊娠判明~束の間の幸せ  | コメント(0) | Top↑
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